2011年10月5日水曜日

BMXへの片思い

今これを読んでいただける方の中で子供時分にBMXが存在してい無かった人は少ないと思いますが、自分の子供時代はBMXという物自体日本には存在していませんでした。(と思います)

 それまで自転車の遊びというと、どこか遠くに行く、速く走る、買い物に行く、がほとんどでした。もちろんじぶんも五択に漏れずそれらのための自転車を14歳までそれぞれ持っていました。そしてその中の買い物に行く為の今で言うママチャリを改造して飛んだり跳ねたりする遊びが自分と幼なじみだけ間で流行し、ちょうどその頃近くにあった空き地にジャンプ台を作り、ひまがあると飛んだりして遊んでいました。しかしさすがママチャリそんな衝撃に絶えられるはずもなく、幾度もフロントフォークをへし曲げてしまったのは、この時代の人には経験がある人は多いのではないでしょうか。そのチャリは自分のではなく姉のなので後でこっぴどく叱られたのは言うまでもありませんが、懲りずに3本折りましたね。w

そして15の春、絶大なる信頼をおけていた愛読書のポパイにBMXという言葉が踊っていて、初めてBMXという物を知りました。それまでのポパイの号に幾度か近い小さい記事はありましたが、特集は初めてだと思います。多分日本で初めてじゃないでしょうか。おもわずのめり込み読みふけりました。もちろんまだこの雑誌も持っています。




完全にやられました。これこそ自分のやりたい遊びだとのめり込むきっかけに十分になりました。

しかし!!!

どこにも売ってません。雑誌の中にあるお店も行きましたが、1台のみ入荷ですでに売れてしまって見る事もできませんでした。しかし朗報が舞い降り、父がハワイに遊びに行くという事で、じゃあ悪いがこれをおみあげにお願いしますとマングースを教えました。当時ドルのレートは300円台多分向こうで300ドルなら色々付いて10万越え、、、、
 やっぱり買ってきてはくれませんでした。かなり失望した思い出が残っています。

そしてその失望からあきらめとなり、数ヶ月後には16歳のバイクの免許の習得に向かって動き始めたのも合わさって bmxへの思いは消えたというより忘れていきました。

思えば片思いで終わった恋のようなもので、ついに告白することもせず終わった淡い甘酸っぱい思い出とも言えますね。

これがBMXへの第1種接近遭遇でした。(むかし流行ったコドバですw)

さて、次回は「蘇る金狼編 遂にBMXを手に入れる」 をお送り致します。w